滋養胃陰粥
―滋養胃陰―
【材料】
太子参 6g
石斛 10g
麦門冬 6g
生地黄 10g
陳皮 3g
枸杞子 20g
米 200g
【作り方】
- 太子参、麦門冬、枸杞子は水が透明になるまでよく洗っておく。
- 生地黄、石斛、陳皮をガーゼに包んで鍋に入れ、水3000mlを加えて40分間浸しておく。
- 米、太子参、麦門冬を鍋に入れ、強火で煮た後とろ火にし、米が7割がた煮えたところで枸杞子を投入してさらに2時間煮る。
- ガーゼを取り出したら、すぐに食べられる。
【注意事項】
煮るときは、紫砂容器*を使うとよい。 *紫砂泥で作られる器のこと。
【適応】
胃陰虚のひと。 胃痛、食欲不振、上腹部不快感、胸やけ、のどが渇く、大便乾燥、舌色が紅色で津液が少ない、脈が細くて速い。
健康な方の日常の食養生にも。
【禁忌】
頭が重い、口淡で飲みたくない、痰が多くて粘稠、大便が水っぽい、小便困難など湿濁内盛症状があるひと、糖尿病患者は禁食。
中国薬膳研究会標準 : ZGYSYJH/T10―2015