雛鶏出殻(カスタードあん入りひよこの餅菓子)

おもてなしに♬

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【材料(12個分)】
生地
A
浮き粉 60g
熱湯 1/2カップ

B
もち粉 15g
スキムミルク 10g
カスタードパウダー 10g
砂糖 30g

ラード 5g
黒胡麻 適量
色粉(赤) 適量

カスタードあん
C
無塩バター 20g
卵 1/2個
砂糖 60g

D
エバミルク 60g
コンデンスミルク 40g

E
薄力粉 15g
カスタードパウダー 10g
コーンスターチ 10g

バニラエッセンス 少々

【作り方】
生地を作る

  1. ボールに浮き粉を入れ、熱湯を一気に加えてへらで素早く混ぜる。
    台に移し、手の甲で台に押し付けるように練る。

  2. Bの材料を加え、さらに練り混ぜる。 ラードを加え、なめらかになるまで練る。
    ラップに包んで、30分~1時間休ませる。

カスタードあんを作る

  1. ボールにCを入れ、泡立て器でよく混ぜる。 Dを加え、さらも混ぜる。
    Eをふるって加え、なめらかになるまで混ぜる。
  2. バットに流し入れ、蒸し器で10~15分蒸す。 粗熱がとれたら、バニラエッセンスを加えて混ぜる。
  3. 出来上がったらあんから180g取り分ける。 12等分にし、丸める。

DSCF9855カスタードあんは250g弱出来上がります。 1個15g×12個=180g程度使用します。

李時珍②―李時珍の故郷

 李時珍の故郷である蘄春県は当時儒学者を輩出したところです。 明の第12代皇帝(世宗)の息子である荊王(けいおう)が気に入り、王府を建てました。 蘄春県出身で朝廷に奉職していた ある著名な理学家の顧問が教育を重視し、故郷に私塾を開きました。 顧問の実家に朝廷から贈られた書籍81の本棚もありました。

 李時珍の父親は当時の名医で、よく荊王府に出入し多くの病気を治していたため、太医院に奉仕することもありました。 父親の希望は、息子が政治・官僚の道に行き出世することであったため、5才の李時珍を顧問家の塾に入学させました。 顧問のもとで教育を受けた14才の李時珍は、秀才の試験に合格しましたが、元々官僚になることに興味がなく、3回科挙試験に失敗したため、父親の許しを得て医の道に入りました。

 幼い頃から祖父・父親の側で医学に触れていた李時珍は、父親について医と薬を勉強し、30才位の時に地方の名医となりました。 その後1年間、太医院の仕事で、彼は大量の書籍を読み、多くの薬物標本を見、医薬知識をさらに豊富に積み重ねました。 『本草綱目』を編纂した時に、退官し故郷に戻った顧問が、蔵書をすべて李時珍に開放し、便宜を与えました。

 李時珍の『本草綱目』は、本草書・医学書以外に諸子の書籍・伝記・地理・遊記・植物・食べ物など、591家の古今古典・歴史の書籍を参考としていることから、その高水準の文化教養が類推できます。 この広範な知識・文学修養と経歴が、李時珍が『本草綱目』を書いて完成させた源と考えられます。

 

大根とグリーンピースの煮込み

気の巡りを促進し便通を良くすることを「行気通便」といい、気滞便秘の改善が期待できます

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大根 300g
グリーンピース 100g
ねぎ 40g
生姜 10g
みかんの皮 1/2個
塩 小さじ1弱

【作り方】

  1. 大根はさいの目に切る。 ねぎ・生姜・みかんの皮は、みじん切りにする。
  2. 生姜・ねぎ・大根の順に炒めたら、グリーンピースを加え軟らかくなるまで煮込む。
  3. 塩で味をつけ、みかんの皮を加えさっと煮る。

【効能】
大根 : 涼辛甘/肺胃/行気消積・清熱通便

1人分 83 Kcal : たんぱく質 2.1 g/脂質 0.1 g/Ca 27.0 mg/Nacl 1.0 g