杜仲淫羊藿茶

%e6%b7%ab%e7%be%8a%e8%97%bf【材料】
杜仲 15g
淫羊藿 6g
当帰 10g
黒砂糖 適量
水 300ml

【作り方】

  1. 土鍋に杜仲・淫羊藿・当帰・水を入れて1時間浸ける。 火をつけ、沸騰したら弱火で30分間煎じてから濾す。
  2. 土鍋に再び水200mlを加えて1と同じ方法で煎じる。
  3. 1回目と2回目の煎じ液を混ぜ合わせて飲む。 好みで黒砂糖を加える。

【解説】
杜仲は葉ではなく樹皮を使います。 乾燥した樹皮を折った時に両端の断面に細い糸が連結しています。 このような繋がりが強いことから気虚・陽虚体質で流産しやすい人に勧めます。 淫羊藿は夏秋に収穫し刻んで乾燥させます。 羊脂によって加工する方法があります。 黒砂糖を加えて飲みやすくなります。

烏龍茶が普及した理由

%e7%83%8f%e9%be%8d%e8%8c%b6 烏龍茶は、茶葉が発酵過程で銀青色になるため「青茶」とも呼ばれています。 その代表が鉄観音です。 清の乾隆帝がこのお茶を飲んで「茶葉は鉄のように重く、その美しさは観音のようだ」と絶賛したというのが名前の由来の一説となっています。

 鉄観音の茶葉は分厚く、緑色でつやがあり、香ばしい匂いが広がり、飲むと葉に隠れていた甘い香りがしばらく口の中に残るので、鉄観音は極品銘茶約300年の歴史を誇っています。 中国での国賓に送る茶は福建省南部の安渓市産の鉄観音だそうです。

 鉄観音などの烏龍茶は半発酵茶であるので、温性にも涼性にも片寄らない性質が特徴です。 そのため最も多くの人々が飲みやすい茶として福建省、広東省、台湾などでよく飲まれています。

 日本では1980年代に、缶入りの烏龍茶が発売され、茶の飲み方に革命的な変化を起こしました。 それまで温かくして飲んでいた茶が水のように便利に飲めるようになったことで、さらなる茶の普及を促すことになったのです。

 烏龍茶には武夷岩茶・武夷肉桂・閩北水仙などの種類があります。

「第20回日本統合医療学会」で「中国伝統医学の薬膳」を発表しました

 昨年のクリスマスに、仙台にある東北大学医学部キャンパスにて「第20回日本統合医療学会」が開催されました。 高齢化、医療費用の高騰が進んでいる今の社会の現状から、今回の大会では「食と健康」を1つのテーマとして、シンポジウムも開催することになりました。 和食、薬膳、アーユルヴェーダの食事療法、マクロビオティック、スポーツ栄養学などの内容が大会で設定され、その分野の専門家を選択し、大会で発表し、その情報を参加者に伝えることになりました。

 学校法人服部学園の服部幸應理事長が食と健康について、「食育における減塩の重要性」という特別講演を行いました。

 薬膳の分野で私が選ばれたことを光栄に思い、大会で「中国伝統医学の薬膳」を発表しました。 どのような話をしたらいいかと考え、伝統医療の専門家に対して、薬膳の概念と歴史、薬膳の古典的な処方と現代の処方、および中国の薬膳の権威組織「中国薬膳研究会」を紹介しました。 この会が政府の委託によって国の「薬膳師」資格を作り、17種類の薬膳メニューを認定したことなどの内容を報告しました。 参加者の皆様が興味津々で聞いてくださいました。 大会に参加して専門家と交流ができて、自分の勉強にもなりました。

 2016年のお仕事は、とても綺麗に飾られた仙台のクリスマスの夜景のなかで幕を下ろしました。