どらやき

補腎健脾

どら焼き

【材料(10個分)】
中あん
栗甘露煮 5個
小豆つぶあん 300g
水 70g
砂糖 5g


卵 3個
小麦粉 150g
砂糖 120g(80+40)
水あめ 30g
みりん 30g
重曹 1.5g
水 45g

【作り方】

  1. 卵黄をときほぐし、砂糖を入れてよくすりまぜ、水あめ、みりんも加え均一に混ぜる。
  2. 重曹を少量の水でといて1に加え、水も加えて混ぜる。
  3. ふるった小麦粉を2に加えて混ぜる。
  4. 卵白に砂糖を加えながら7分だてにし3に2度にして入れ混ぜ、ねかせる。
  5. 砂糖と水を煮立て小豆つぶあんを入れて火にかけ柔らかくする。
  6. ホットプレートにうすくサラダ油を塗ってふきとり、残りの水で固さを調節した種をながして皮を焼き、あんと栗甘露煮をはさんで形をととのえる。

【効能】
栗 : 温、甘/脾胃腎/補脾止瀉、補腎強筋
小豆 : 平、甘酸/心小腸/利尿除湿
卵 : 平、甘/肺脾心肝腎/滋陰潤燥、養血安心
小麦粉 : 平、甘/心脾腎/清熱除煩、補益脾胃

【解説】
焼き菓子 :
オーブン物と平鍋物のふたつに大きく分けられます。
どらやきは平鍋物の代表ですが、家庭ではホットプレートやフライパンを使います。
どら焼きは金属製打楽器の銅鑼の形に似ているのでこの名がつきました。
江戸時代から作られています(関西では三笠山とも言います)。

講師会と忘年会を楽しみました

 2016年も残りわずかです。 この一年間、各講師の先生方、職員の皆さまの努力によって、学校は順調に運営してきました。 今年の締まりとして、さる12月6日に講師会と忘年会を行いました。 22名の関係者が参加しました。 和やかな雰囲気のなかで身体を温める山楂酒と紹興酒、美味しい料理を賞味しながら、楽しい一年間の学校の報告、薬膳の話を交わしました。 

 10年前と比べてみると、世の中の薬膳に関する認知度が高くなり、本学院の知名度も高くなりました。 中医薬膳学の普及、レベルを向上することは私たちの努力とつながっているので、これからも一緒に頑張りましょう。

陰陽両虚タイプ

陰虚陽虚

kounenki1【分析】
慢性病・老化、生まれつき虚弱な体質などにより、腎と脾の機能が低下し虚弱となり、陽虚体質と陰虚体質が同時に現れる。

【症状】
体の上半身が熱い、のぼせ、暑がり、めまい、耳鳴り、目の周囲の色が暗い、手足・体の冷え、抜け毛が多い、寝つきが悪い、寝汗、温かいものを好む、のどの渇き、つばが少ない、むくみ、足腰の痛み、腹痛、朝方の下痢

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女性の場合 : 月経の不定期、出血量少、不妊症

舌がぶよっと大きい、歯痕、舌が乾燥、舌苔が少ない

【立法】
滋陰塡精・益気壮陽

【方剤】
亀鹿二仙膠(亀板・鹿角・人参・枸杞子)

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【食材】
くるみ・エビ・ナマコ・イワナ・羊肉・鹿肉・熊肉・スズメ・小松菜・アスパラガス・松の実・黒ごま・白ごま・鶏卵・ウズラの卵・豚肉・豚足・鴨肉・烏骨鶏・スッポン・アワビ・カキ・マテ貝・ムール貝・ホタテ貝・牛乳・チーズ・白きくらげ・いちご

【中薬】
冬虫夏草・鹿茸・肉蓯蓉・淫羊藿・杜仲・益智仁・莬絲子・蛤蚧・紫河車・麦門冬・百合・沙参・玉竹・黄精・枸杞子・女貞子・桑椹・石斛・亀板・鼈甲