メカジキ詰めのパッケリ

PACCHERI ALLO SPADA

メカジキ詰めのパッケリ

【材料(6人分)】
パッケリ 30個
バゲット 半分
メカジキ 1尾
ルッコラ 1束
イタリアンパセリ 5本
タイム 1枝
ローズマリー 1枝
トマト 3個
にんにく 1かけ
バジル 6枚
オリーヴオイル

【作り方】

  1. パッケリはたっぷりの熱湯で塩ゆでし、ざるに上げ、バットに移し、オリーヴオイル小さじ2をまぶしておく。
  2. バゲットを2cm角のさいの目に切る。
    フライパンにオリーヴオイル大さじ2を熱し、バゲット、タイム、ローズマリー各1枝を加え、3分焼く。
    天板にオーブンシートを敷き、焼いたバゲットとハーブをのせ、190℃のオーブンで6分焼く。
    冷ましてからバゲットとハーブの葉少々をフードプロセッサーで細かくする。
  3. ルーコラは1cmに切る。 イタリアンパセリはみじん切りにする。 メカジキには塩をふっておく。
  4. フライパンにつぶしにんにく1かけ、オリーヴオイル大さじ2を入れ弱火にかけ、香りが出たら取り出し、取り置く。
    ルッコラ、イタリアンパセリを加え、30秒炒め、ボウルに入れる。
  5. フライパンにオリーヴオイル小さじ2を熱し、メカジキを片面2分ずつ焼く。
  6. トマトは湯むきして種を除き、6mm角のさいの目に切り、ざるに上げておく。
  7. 水気が切れたらボウルに移し、オリーヴオイル大さじ1、手でちぎったバジル、4で取り出したつぶしにんにくを加え、ボウルを振って混ぜ合わせ、食べる直前に塩を加えて味を調える。
  8. 4のボウルに2のハーブパン粉、細かく切った5のメカジキをよく混ぜあわせ、塩少々で味を調える。
    1のパッケリに詰める。
  9. 皿に6のトマトをしき、パッケリを並べ、オリーヴオイルを回しかけ頂く。

【効能】
メカジキ : 平、甘/養陰補虚/血虚眩暈、寒湿困脾、虚労、心血虚、中気不足メカジキ詰めのパッケリ2

子宮筋腫

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 子宮筋腫は女性によくある良性腫瘤で、中年女性の発病率が高いです。 筋肉と繊維組織でできた筋腫は球形で大きさがそれぞれ、多発性があり、悪化することは少ないです。 子宮筋腫は子宮のいろいろなところに発生し、大きく分けると筋層内筋腫、漿膜下筋腫、粘膜下筋腫が最も多く、95%を占めます。 中医学では「癥瘕(ちょうか)」に属します。

癥(ちょう):固まりが硬い、場所が固定不移、揉んでも散らない。

瘕(か):固まりがあり、場所が固定しない、揉んだら散る。

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症状

子宮筋腫は特別な症状はないが、

  1. 月経痛
  2. 月経時の出血が多くなり、長くなる
  3. 下り物が多くなる
  4. 筋腫が大きくなると下腹部を触ると、しこりを感じるようになり、圧迫感がある。

 

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治療

子宮筋腫の治療として、対症治療を中心とし、止血剤・鎮痛剤・補血剤を用います。 ひどくなるとホルモン療法を行い、エストロゲン(女性のホルモン)の分泌を抑えて、人工的に閉経状態にして、筋腫を小さくしていきます。 最後の手段として手術で筋腫を摘出します。

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メカニズム

気滞 : 肝気鬱結 ⇒ 気血運行の不調 ⇒ 衝脈・任脈を阻滞

血瘀 : 

  1. 気血運行の不調 ⇒ 衝脈・任脈を阻滞
  2. 憂思傷脾 ⇒ 気虚血瘀
  3. 産後胞宮空虚 ⇒ 寒邪侵入
  4. 産後余血未尽 ⇒ 性の生活の不注意 ⇒ 邪気の侵入 ⇒ 邪血相争

痰湿阻滞 : 脾虚・痰湿体質・飲食不節 ⇒ 運化失調 ⇒ 水湿内生 ⇒ 聚而生痰 ⇒ 阻滞胞宮

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治療

1.気滞

【症状】
小腹部の固まり、疼痛が移動性、場所が固定しない、揉んだらなくなる。 胸悶、生理不順、舌苔薄潤、脈沈弦

【立法】
行気活血散結

【方剤】
香棱丸(木香 丁香 枳殻 三棱 莪朮 青皮 川楝子 小茴香)
加減 : 海藻 昆布 橘核 夏枯草

 

2.血瘀

【症状】
小腹部の固まりが硬い、疼痛が固定拒按。 生理不順、舌質黒・瘀点、脈沈渋

【立法】
活血去瘀散結

【方剤】
桂枝茯苓丸(桂枝 茯苓 牡丹皮 桃仁 芍薬)

 

3.痰湿阻滞

【症状】
小腹部の固まり、硬くない、疼痛時作、下り物が多い・色が白・粘り、胸悶、吐き気、舌苔白膩、脈細濡或いは沈滑

【立法】
燥湿化痰・軟堅散結

【方剤】
蒼附導痰丸(蒼朮 香附 天南星 枳殻 半夏 陳皮 茯苓 甘草 生姜 神曲)
加減 : 海藻 昆布 橘核 夏枯草

 

子宮筋腫

 

クチナシのお粥 

身体の熱を取り除きます

クチナシのお粥

 

【材料】
粳米 1/2合
大麦(胚芽もち麦) 1/2合
オクラ 4本
松の実 12g
白胡麻 小さじ2
クチナシ 2g
だし昆布 5センチ角 1枚
焼きのり 1枚
塩 適宜

【作り方】

  1. だし昆布は水に浸けておく。 クチナシは砕いて水に浸け、煎じて汁をとっておく。
    米はといでおく。 大麦は洗っておく。 オクラは茹でて小口切りにしておく。
    胡麻は炒っておく。 焼きのりはあぶって細切りにしておく。
  2. 米、大麦、800ml(だし昆布の水+煎じ汁+水)を鍋に入れ、火をつける。
    沸騰したら火を弱め、松の実を加える。 水分が足りないようなら途中で加える。
  3. 米が煮えてきたら、塩を加える。
  4. 器に盛り、焼きのり、オクラ、白胡麻をちらす。

【効能】
粳米 : 甘、平/脾、胃/補中益気・健脾和胃(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)
大麦 : 甘・鹹、涼/脾、胃/清熱和中補脾(熱を取り除き、喉の渇き、食欲不振、便秘を改善)
山梔子(クチナシ) : 苦、寒/肝、心、肺、胃、三焦/瀉火除煩(熱を取り除き、喉の渇き、イライラや不安感を改善)、涼血解毒(熱を取り除き、腫物やできもの、目が赤い症状を改善)
松の実 : 甘、温/肝、肺、大腸/養陰平肝熄風(陰液を補って、めまい、かゆみを改善)、潤肺止咳(肺を潤して咳、皮膚の乾燥を改善)潤腸通便(腸を潤し、乾燥による便秘を改善)
白胡麻 : 甘、寒/肺、脾、大腸/清熱滑腸(熱を取り、乾燥による便秘、皮膚の乾燥を改善)
オクラ : 辛・苦、涼/肺、肝、胃/健脾消食(疲労、食欲不振を改善)
海苔 : 甘・鹹、寒/肺/清熱利尿(熱を尿から排泄し、不眠、皮膚病などを改善)