プルーンとブルーベリーの紅茶風味ケーキ

CIAMBELLA DI PRUGNE E MIRTILLI AL TE’

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【材料(21cmのドーナツ型1台分)】
無塩バター 100g
粉糖 90g
卵 2個
牛乳 大さじ1
薄力粉 125g
ベーキングパウダー 小さじ1
アールグレーティーバッグ 1袋(2g)
ドライプルーン(種なし) 150g
ドライブルーベリー 30g
ブランデー 大さじ3
くるみ 30g

アイシング:
粉糖 30g
レモン汁 小さじ1

【作り方】

  • 型にバターを塗り(分量外)粉をふって冷蔵庫に入れておく。
  • バター、卵、牛乳は室温にもどしておく。
  • 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
  • 4つ割りにしたプルーンとブルーベリーにブランデーをかけ、1晩置く。
  • くるみは軽く煎り、刻んでおく。
  1. バターを泡立器でクリーム状にし、粉糖を3回に分けて加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
  2. 卵を4~5回に分けて加え、なめらかな生地にし、牛乳を加えさらに混ぜる。
  3. ティーバッグの袋を切って、2にふり入れ、軽く混ぜ、プルーンとブルーベリー、くるみを加えさらに混ぜる。
  4. ゴムベラにかえ、薄力粉を加えて切るように混ぜ、粉気がなくなったら、型に入れ、表面を平らにし、170℃のオーブンで40分焼く。
    粗熱が取れたら型から抜き、冷ます。
  5. アイシングを作る
    粉糖にレモン汁を加え、リボン状に流れる程度の固さにする。
    冷めたケーキにスプーンで筋状にたらし、そのまま置いて乾かす。

【効能】
小麦 : 甘、涼/心脾腎/清熱除煩、養心安神、補益脾胃/躁鬱、消渇、下痢
紅茶 : 苦甘、温/心肺胃/整理明目、生津止渇、消食、利尿消腫、解毒止利/頭痛、めまい、のどが渇いていらいらする、消化不良、排尿困難、むくみ、下痢、腸炎、肝炎、高脂血症
ブルーベリー : 甘、平/清肝明目、降脂降圧/増強視力、眼精疲労、養顔肌膚、脳神経衰弱、糖尿病による毛細血管病、心臓を強くする、認知症予防
プルーン : 甘酸苦、平/肝腎脾/清熱利水、生津止渇/むくみ、陰虚発熱、下痢、のどの渇き、消渇、のどが渇いていらいらする

 

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眼精疲労

 眼精疲労とは、眼底・眼圧・視野などの検査では何も異常はないにもかかわらず、目に現れるさまざまな症状のこと。 軽い段階を「目の疲れ」、ひどくなると「眼精疲労」といわれます。 よくみられる症状は、眼球の脹痛・目瞼のむくみ・目の乾燥・かすみ目・充血・目の疼痛・視力低下・頭痛・めまいなど。 ひどい場合は、イライラ・吐き気なども…。

 また主に、肝が目に開竅するので、眼精疲労は「肝労」ともいわれています。

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原因

目の使いすぎ : テレビ・コンピューター・ゲーム機器の見すぎ ⇒ 精気を傷める ⇒ ドライアイなど

ストレス : 不眠・不安・怒りっぽい・悲しいなどの情志の異常 ⇒ 肝を傷める ⇒ 目の充血と疲れ

目の器質性障害 : 近視・乱視・老眼・白内障・緑内障・眼瞼下垂・眼底出血など様々な原因 ⇒ 目の疲れ

食生活の乱れ : 飲みすぎ・食べすぎなど ⇒ 瞼のむくみ・遅鈍・目の動きが鈍くどんとしている・疲れなど

紫外線・大気汚染 : ⇒ 目のかゆみ・涙・視力低下

他の病気の影響 : 糖尿病による網膜症・甲状腺機能亢進症による突眼症・更年期障害や腎臓病や動脈硬化による瞼のむくみ ⇒ 眼精疲労

先天的要因 : 先天性の目の病気

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五輪学説

 最も古い眼科の書籍『秘伝眼科龍木論』に「目は、五臓の精明が現れるところであり、自然界における日(太陽)や月のような、大事に保護しなければならない場所である。 腎は骨を主り、腎の精気の盛衰が現れる場所は瞳孔となる。 肝は筋を主り、肝の盛衰は黒目に現れる。 心は全身の血を主り、心の盛衰は目尻に現れる」と記載されています。 これらの理論によって目の外部から内部までを5つの部分に分け、それぞれ対応する五臓との関係を表した「五輪学説」が生まれました。
 目の各部位には五臓の働き・正気の盛衰が反映されるため、目の状態をみることで、五臓の状態を知ることができるのです★

五部 黒目 目尻 白目 瞳孔
五輪 風輪 血輪 肉輪 気輪 水輪
部位 角膜
虹彩
前房
内側と外側
(目頭と目尻)
涙器
血管
眼球結膜
眼瞼の皮膚
筋肉
眼瞼結膜
眼瞼結膜
強膜
瞳孔
水晶体
硝子体
眼底
五色
(健康な状態)
光沢があり
澄んでいる
潤沢でピンク色 弾力があり微黄色で
つやがある
潤沢 目が輝き、
視力がよい
五臓
組織 血脈 四肢・肌肉 皮毛

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春と温病②

Q : 温病はどのような内容ですか?
A :
主に春から冬までの春・夏・秋に発生する熱の病気です。

温病学

 

 温病の中には、冬に邪気が侵入したけれど、即時には発病せず、体に潜伏して翌年に発病するケースもあります。 中医学の専門的な病名になると風温・温熱・温疫・温毒・春温・暑温・伏暑・湿温・秋燥・温瘧・伏気温などがあります。

春になってくると発熱・微悪風寒・頭痛・無汗あるいは有汗・咽の発赤腫脹と疼痛・目の痒み・軽度の口渇・咳・発疹、舌尖・舌辺が紅い・脈が浮数などの症状が現れます。 このような症状は温病の衛分証の段階と考えられます。

この病証にインフルエンザ・風疹・花粉症・扁桃腺炎・おたふく風邪など西洋医学の病気が含まれています。 どのような病気でも上述の衛分証の症状が現れると同じ対応を行います。

 

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衛分証への対応

【食薬】

辛涼解表類 : 薄荷、牛蒡子、桑葉、菊花、葛根、淡豆豉、蝉退、浮萍 

【方剤】

桑菊飲 : 桑葉、菊花、連翹、薄荷、桔梗、芦根、甘草、杏仁 

銀翹散 : 金銀花、豆豉、連翹、薄荷、桔梗、芦根、甘草、竹葉、荊芥穂、牛蒡子

清絡飲 : 新鮮荷葉辺、新鮮金銀花、糸瓜絡、西瓜皮、新鮮扁豆花、新鮮竹葉心

 

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おすすめ薬膳茶

  1. 薄荷甘草菊花茶
    薄荷 1g
    菊花 3g
    甘草 2g
    湯 300ml

    急須を温めてから材料を入れて湯を注ぎ、3~5分蒸らしてから飲みます。

    熱・咽の発赤腫脹と疼痛・目の痒み・軽度の口渇におすすめ。

  2. 菊花枸杞子茶
    菊花 3g
    枸杞子 5g
    湯 300ml

    急須を温めてから材料を入れて湯を注ぎ、3~5分蒸らしてから飲みます。

    発熱・目の痒み・軽度の口渇・発疹におすすめ。

  3. 桑葉紫蘇茶
    桑葉 3g
    紫蘇 3g
    甘草 2g
    湯 300ml

    急須を温めてから材料を入れて湯を注ぎ、5~10分蒸らしてから飲みます。

    発熱・微悪風寒・頭痛・無汗か有汗・咽の発赤腫脹と疼痛・目の痒み・口渇・咳・発疹におすすめ。

 

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