【材 料】
仏手6g
ジャスミン 3g
水 400ml
【作り方】
- 土鍋に仏手と水を入れて30分間浸ける。 火をつけ、沸騰したら弱火で30分間煎じてから濾す。
- 急須にジャスミンを入れて、1の薬汁を注ぎ、3分間を蒸らす。
【解 説】
仏手の形は仏さまの手のような形をしているため、その名前の由来になっています。 観賞植物によく使われている柑橘類です。
【材 料】
仏手6g
ジャスミン 3g
水 400ml
【作り方】
【解 説】
仏手の形は仏さまの手のような形をしているため、その名前の由来になっています。 観賞植物によく使われている柑橘類です。
茶葉は南北朝時代(439~589年)中国から東南アジア、インド、朝鮮半島、日本、ヨーロッパへ輸出され始め、次第に世界中に広がっていきました。
17世紀のイギリスではポルトガルからチャールズ2世に嫁いだキャサリン王妃の美しさの秘密が紅茶にあることがわかり、上流階級から庶民まで紅茶を飲む習慣が広がりました。 フランスでも、はじめ紅茶は体に有害なものとみなされていましたが、ルイ14世の頭痛が紅茶で治ったことから流行るようになりました。
今の時代、茶は健康にもっともよい飲み物として日常によく利用されています。 地域によって茶を飲む習慣も違います。 中国の広東省・福建省・雲南省・貴州省なら、烏龍茶・普洱茶をよく飲み、浙江省・北京なら龍井茶をよく飲みます。 ジャスミン茶は緑茶と茉莉花のペースで作られた香りがよい茶です。 北京では、ポピュラーの茶として喜愛されています。
茶が長い歴史を経てこんなに広まった理由は、茶がもっている多くの働きにあります。 中国古代の文献には次のようなエピソードがありました。
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神農が薬を調べるために山々を歩いて回り、多くの草木を試食したときに、1日に多くの毒にあって巨大な茶樹の下に倒れてしまいました。 すると茶葉にとどまっていた露が垂れてきて、神農の開いた口に流れ込み、その雫を飲んだ神農は命が助かりました。
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この話からもわかるように、茶は解毒薬としても利用されてきました。 後漢の時代(25~220年)の書籍には、茶には「気持ちを楽しくする」「心を安らかにして気を養う」「イライラやのどの渇きを止める」「熱毒邪に犯された下痢を治す」「利尿」「痰を取り除く」「体を軽くし若さを保つ」「長期間飲むと痩せる」「脂肪を取り除く」「飲みすぎ・食べすぎを治す」などの効能があるという記録がありました。
清代(1616~1912年)の『本草求真(ほんぞうきゅうしん)』(黄宮綉(こうきゅうしょう))にも「茶には甘味があり、寒の性質をもちます。 肺に入って体に溜まっている痰飲を溶かしたり、心の熱毒を清したり、脂肪を排泄したり、宿食を解消したりする効能があります。 よって、食積・頭がボーッとする・涎が垂れる・大小便の不利・消渇・吐血・鼻血・血便・火傷などの症状に有効です」と書かれているように、茶は薬として長く使われたことがわかります。