無果実杏汁羔

アンズのブラン・マンジェ いちじく添え

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【杏仁ゼリー(デザートグラス4~5個分)の材料】
南杏 40g
生クリーム 125cc
水 100cc
アマレットリキュール 12cc
グラニュー糖 25g
アーモンドエッセンス 少量
粉ゼラチン 3g

 【作り方】

  1. Aの材料をジューサーにかけてなめらかにして、布で絞りアンズジュースを作る。
  2. 鍋に1を100ccとグラニュー糖を入れ、沸騰させる。 水でふやかした粉ゼラチンを加え、裏ごしする。
  3. 2を氷水で冷やし、生クリームと混ぜ、アマレットエッセンスを加え、器に流しいれ、冷蔵庫で固める。

 

【いちじくのコンポーネントの材料】
いちじく 6~8個 → 水洗いして皮をむかずに先端を切る
水 200cc → 沸騰させる
砂糖 180g → 沸騰させる
白ワイン 400cc
レモンスライス 3枚

【作り方】

  • いちじくを入れたら弱火にする。 落し蓋をして20分煮たら火を止め、そのまま冷やす。

水牡丹

益気健脾化湿

【材料10個分】
中あん
黄味あん
白あん 240g
卵黄 2個

白あん 40g
砂糖 50g
くず粉 20g
上用粉 8g
もち粉 7g
ハイビスカス 3g
水 100g
片栗粉(手粉)

【作り方】

  1. 白あんに卵黄を入れてよく混ぜ、電子レンジで加熱して黄味あんを作り、冷まして10等分にして丸める。
  2. 水にハイビスカスを入れて火にかけ煮出す。 漉して冷ます。
  3. くず粉に2を加えて溶かし、白あんを入れてよく混ぜる。
  4. 粉類と砂糖をよく混ぜて3に加え混ぜる。
  5. 蒸し器で15分蒸してボウルにとりまとめる。
  6. 5を片栗粉にとり10等分して黄味あんを包み、牡丹のつぼみに形作る。

【効能】
白あん : 平、甘/脾胃/健脾化湿
卵 : 平、甘/肺心脾肝腎/滋陰潤燥、養血安胎
くず粉 : 涼、辛甘/脾胃/清熱解肌
上用粉 : 平、甘/脾胃/補中益気、補益脾胃
もち粉 : 温、甘/脾胃肺/補中益気

【解説】
夏になるとどこの和菓子店でも売られている定番のお菓子です。
水牡丹という涼しげな銘と透明感のある意匠が食べたいと思わせるのでしょう。
菓子の銘は季節感や思いを託すことができます。
自分で考えて作ったお菓子に名前をつけて楽しんで下さい。
水牡丹はピンク色の生地から黄味あんが透けて見える、夏牡丹のつぼみをイメージしてつくりましょう。

緑茶

龍井茶

【材料】
龍井茶(白毫銀針あるいは君山銀針) 3g
湯 400ml

【作り方】

  1. 100mlの湯を急須に入れて、温めてから捨てる。
  2. 茶葉を入れて、湯を注ぎ、1~3分間を蒸らす(蓋はいらない)。

【解説】
 緑茶の代表は龍井茶で、中国第一茶といわれるほど有名なお茶です。 龍井茶は茶葉を陰に干し、揉み、軽く煎る加工により作られた非発酵茶で、自然な風味が残っているため清熱解毒、清心瀉肝などの作用があります。 夏の季節、熱がりの体質、熱性の病気にお勧めのお茶です。
 白茶には白毫銀針があります。 これは茶葉が銀色のうぶ毛のようなものが多いです。 黄茶には君山銀針があります。
 お茶の色は黄色白茶や黄茶は軽く発酵されますが、作用は基本として龍井茶と同じように考えて使ってよいです。