大根とキャベツの山楂子入り酢の物

脾胃の働きを促進し、消化不良を改善します。

大根とキャベツの山楂子入り酢の物

【材料(4人分)】
大根 10cm
キャベツ 4枚
大葉 8枚
茗荷 2個
塩 少々

A:
山楂子酢 60ml
蜂蜜 大さじ1
醤油 小さじ1
山楂子酢 : 酢60mlに山楂子20gを1週間浸けておく。)

【作り方】

  1. 大根は5cmの輪切りにして皮を剝き、5×1cmの1mm厚さの短冊切り、キャベツは千切りにして、それぞれ塩少々を入れ混ぜておく。
    大葉と茗荷はそれぞれ千切りにしておく。 Aの合わせ酢を作っておく。
  2. 大根とキャベツはそれぞれしっかりと水気を絞る。
  3. すべての材料を混ぜ合わせ、器に盛る。

【効能】
大根 : 辛甘、涼/肺胃/順気消食・下気寛中(消化を促進し、膨満感、吐き気、嘔吐、便秘を改善)
山楂子 : 酸甘、温/脾胃肝/消食化積(肉の食べ過ぎによる膨満感、吐き気、嘔吐、下痢を改善)
キャベツ : 甘、平/腎脾胃/健脾和胃(脾胃の働きを促進し、胸やけ、食欲不振、胃痛を改善)
大葉 : 辛、温/肺脾/行気寛中(気の巡りを改善し、胸焼け、嘔吐を緩和)
茗荷 : 辛、温/肺大腸膀胱/散寒通陽(冷えによる生理不順、生理痛を改善)
酢 : 酸苦、温/肝胃/消食化積(食欲不振、消化不良を改善)

とうもろこし茶

【材料】
ひげと皮つきとうもろこし 1本
水 800ml
塩 少々

【作り方】

深い鍋に材料と水を入れ30分間煮る。 漉して塩で味をつける。

【解説】
 とうもろこしのひげは「玉米鬚」という中薬の名前があり、利水滲湿類に属し、利尿によってむくみ・小便不利と黄疸に使います。 玉蜀黍の外皮のみ取り、茹でてから茹で汁を茶として飲みます。

トマトの詰め物

POMODORI RIPIENI

DSCF2918 【材料(4人分)】
中玉トマト 4個
カンパーニュ 50g
オリーヴ 5個
ドライトマト 2枚
パルミジャーノ 大さじ1
アンチョビ 1尾
ケッパー 5個
ミント 5枚
イタリアンパセリみじん切り 大さじ1
にんにく 半かけ
オリーヴオイル

【作り方】

  1. ざるにトマトは上部を切り、取り置く。
    中身をくりぬき、軽く塩をふって、さかさまにしてざるに上げておく。 
  2. フライパンにオリーヴオイル大さじ1、つぶしにんにくを入れ、火にかけ、さいの目に切ったカンパーニュを加え、カリカリになるまで炒める。 にんにくを取出し、フードプロセッサーで粗めのパン粉を作る。
  3. ミントとイタリアンパセリは洗って水気を切り、みじん切りにしてキッチンペーパーに取り、しっかりと水気を絞る。
  4. ドライトマトはぬるま湯に30分浸け戻し、水気をさっとふいてみじん切りにする。
  5. ケッパーは塩を洗い流し、きざむ。
  6. オリーヴは水気を切って、みじん切りにし、キッチンペーパーに取り、水気を絞る。
  7. フライパンにオリーヴオイル大さじ1、アンチョビを入れ、溶かす。
  8. ミント、イタリアンパセリ、ドライトマト、ケッパー、オリーヴ、7のアンチョビオイルをボウルに入れよく混ぜ、すりおろしたパルミジャーノ、2のパン粉を加え、さらに混ぜ、トマトに詰めて、180℃のオーブンで15分焼く。

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【効能】
トマト : 甘酸、微寒/肝脾胃/生津止渇、健胃消食/熱病ののどが渇いていらいらする症状、食欲不振、消化不良
小麦 : 甘、涼/心肺腎/清熱除煩、養心安神、補益脾肺/躁鬱、消渇、下痢