塩釜(しおがま)

“落雁(らくがん)”という干菓子のひとつです。
脾の気を補います。 

【 材料(流し缶1枚分)】
中あん  
 小豆つぶあん   200g

寒梅粉       80g
砂糖        100g
白あん       10g
水あめ       5g
熱湯        3g
ゆかり       大1

【  作り方  】

  1. 水あめに熱湯を入れて溶かし白あんも加えて混ぜる。
  2. 砂糖に1を入れてしっかりもみ混ぜる。
  3. 寒梅粉の2/3位を入れて手でにぎるようにしながら強くもみ混ぜる。
  4. 残りの寒梅粉を加え軽く混ぜる。
  5. ゆかりを入れて混ぜる。
  6. 流し缶に底紙を敷き、中あんを流し缶の寸法に合わせ長方形にしておく。
  7. 5の半分を流し缶に入れ、平らにしてしっかり押し、あんをのせる。
  8. 残りの種を入れて平らにしてしっかり押して重しをして、しばらく置く。
  9. 流し缶から出して、包丁で切り分ける。

薬膳素材(例えばクコの実・棗など)は購入できます。
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双色水餃子(二色水ぎょうざ)

陰血を補い、身体を滋養します。
血虚体質陰虚体質の春の養生にお勧め‼

【 材料(各12個分)】

ほうれん草生地
 ほうれん草 50g
 水     カップ1/4
 A:強力粉  60g
   薄力粉  30g
   もち粉  10g

にんじん生地
 
にんじん 70g
 B:強力粉  60g
   薄力粉  30g
   もち粉  10g

打ち粉(薄力粉)適量

つけだれ
 
醤油大さじ4
 酢大さじ4
 コチュジャン少々
 万能ねぎ(みじん切り)適量

あん・共通(24個分)

白菜         100g
黒きくらげ約4g(戻して30g)
にら 50g
長ねぎ
生姜
豚バラ挽肉

C:しょうゆ 大さじ1と1/2
  砂糖   小さじ1
  塩    小さじ1
  胡椒   少々

D:ごま油  小さじ1
  ねぎ油  小さじ2

【 作り方 】

  1. ほうれん草の生地を作る。 ほうれん草はざく切りにする。ほうれん草と分量の水をクッキングカッターに入れ、細かくなるまでかける。50m l計量する。
  2. Aは合わせてふるい、ポールに入れる。①を加えて混ぜる。
  3. 粉と水分がなじんだら台に移す。手の平のつけ根で、向こう側に押しては手前にたたむように、繰り返し練る。表面がなめらかになったらラッブに包み、常温で30分~1時間休ませる。
  4. にんじんの生地を作る。 にんじんは、目の細かいおろし金ですりおろす。
  5. Bは合わせてふるい、ポールに入れる。④を加えて混ぜる。
  6. ③と同様に練り、休ませる。
  7. 生姜は細切りにする。万能ねぎはみじん切りにする。
  8. あんを作る。 白菜は沸とうした湯で約1分ゆでる。水に落として水気を切り、粗みじん切りにする。軽く絞る。
  9. ボールにひき肉を入れ、塩を加えて粘りが出るまでよく練り混ぜる。Cと⑦、⑧を加えてよく混ぜる。Dを加えてさらによく混ぜ合わせる。しっとりとしたあんになったらバットに移し、ラップをして冷蔵庫で30分~1時間冷やす。24等分にする。
  10. 包む。 生地2種はそれぞれ打ち粉をしながら軽く練り、棒状に伸ばして12等分にする。切り口を上下にし、手の平で押しつぷす。めん棒で周りは薄く、中心は厚い直径7~8cmの円形に伸ばす。
  11. 生地の中央にあんをのせ、ふたつに折って半月形にする。緑をしっかり閉じ合わせる。両手の親指と人差し指で生地の縁を両側から挟む。あんの周囲をぎゅっと押さえ、山形にしてしっかり閉じる。
  12. たっぷりの熱湯の中にぎょうざを入れる。皮が鍋底につかないように、お玉で混ぜる。ぎょうざが浮いてきたら火を弱め、3~ 5分茹でる。
  13. 皮につやが出てふっくらしたら、網じゃくしですくい取り、器に盛る。
  14. つけだれの材料を合わせ、添える。

★ねぎ油の作り方

  1. 玉ねぎ(200g)、長ねぎ(青い部分・40g)はザク切りにする。生姜(皮でも可・10g)は薄切りにする。
  2. 鍋にラード(またはサラダ油250g)を入れて熱し、①を入れる。中火できつね色になるまで揚げる。裏ごしして冷ます。
    ※ 容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。2~3週間を目安に使い切ります。

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蜜汁山葯餅(山イモの小豆あん入りおやき、キンモクセイソースかけ)

脾を補い、臓腑を温めながら気を巡らせます。
気虚体質の春の養生にお勧め‼

【 材料(4人前)】
生地

 大和芋(蒸して裏ごし)200g
 白玉粉         75g
 水           75㎖
  砂糖10g
  ラード10g
 小豆あん(12個分)  120g(1個10g)

あめ
 ごま油 小さじ1
 砂糖  150g
 熱湯  200㎖
 桂花醤 小さじ1

【 生地の作り方 】

  1. 白玉粉と水を練り合わせる。
  2. 裏ごしした大和芋を加え練る。砂糖、ラードを加え、なめらかになるまで練る。
  3. ラップに包んで約30分寝かせる。
  4. 寝かせた生地を棒状に伸ばし、1個約20gに切り分ける。
  5. お椀型に生地を伸ばし、中央にあずきあんを入れ包む。軽くつぶして餅の形にする。(あんが生地から出ないように注意する)
  6. フライパンに油を入れ、⑤の餅を両面キツネ色に焼く。更に全体に色づくまで油で揚げる。

【 あめの作り方 】

  1. 分量の砂糖とごま油を鍋に入れ、あめ色になるまで煮詰める。
  2. 熱湯を加える。(はねるので、少しづつ注意しながら加える)
  3. 桂花醤(濾したもの)も加え、約5分間煮詰める。
  4. 少しとろみがついたら、揚げた餅を加え、絡める。

薬膳素材(例えばクコの実・棗など)は購入できます。
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