棗姜黒砂糖粥

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【材料(2人分)】
うるち米 30g
紅棗(なつめ) 20個
生姜 15g
黒砂糖 30g

【作り方】

  1. 生姜を適量の水に入れて、30分間煮て、煮汁を取っておく。
  2. 1の煮汁と紅棗、うるち米と一緒に火にかけ、粥を作る。
  3. 粥が煮上がった後、黒砂糖を入れて、温かいうちにいただく。
    1日1回、5~7日間連続服用する。

【効能】
うるち米 :
性味 : 平甘
帰経 : 脾胃
補脾益胃 : 消化機能が低下する、疾病の回復期、体質改善に使う。

生姜 :
性味 : 微温辛
帰経 : 肺脾胃
散寒解表 : 悪寒、発熱、汗がでないなどに使う。
温中止嘔 : 胃を温めて、吐き気・嘔吐を止める。

紅棗 :
性味 : 温平
帰経 : 脾胃
補中益気 : 倦怠感、無力、食欲不振、軟便などを改善する。
養血安神 : 顔が黄色くて艶がない、めまい、精神恍惚、不眠などに使う。

黒砂糖 :
性味 : 温甘
帰経 : 肝脾胃
温中補虚 : 冷え、腹痛によい。
緩急止痛 : 痙攣によるひどい痛みなどに効く。
活血化瘀 : 血行不良による腹痛、生理痛などに使う。

松の実入りリグーリア風ケーキ

TORTA CON I PINOLI ALLA LIGURE

松の実入りリグーリア風ケーキ

【材料(18cmケーキ型1台分)】
無塩バター 100g
グラニュー糖 100g
卵 2個
薄力粉 75g
片栗粉 25g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
松の実 25g
塩 少々

【下準備】

  • バターは室温にもどしておく
  • 薄力粉、片栗粉、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく
  • 型にオーブンシートをしいておく

【作り方】

  1.  ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状にする。
  2.  1にグラニュー糖と塩ひとつまみを加え、よくすり混ぜる。
  3. 卵を溶いて、少しずつ加えまぜあわせる。
  4. 3にふるっておいた粉類を入れ、切るようにして下から混ぜ合わせる。
  5. 3を型に流し、薄力粉(分量外)をまぶした松の実をふりかけ、170℃のオーブンで30分焼く。
  6. 粗熱を取り、型から出して、冷めたら粉糖をふる。

【効能】
松の実 : 甘、温/肝肺大腸/養陰熄風、潤肺止咳、潤腸通便/乾燥、めまい、乾燥による咳、乾燥による便秘

きんつば

健脾清熱

きんつば

【材料(15個分)】
粒あん 800g
寒天 1/2個
砂糖 30g
水 120g


小麦粉 100g
砂糖 25g
白玉粉 25g
水 150~160g

【作り方】

  1. 鍋に寒天と水を入れて火にかけ沸騰したら砂糖、粒あんを入れて練り上げる。
  2. 粗熱をとって流し缶に入れて冷やし固め、15等分に切る。
  3. 白玉粉に水を少しずつ加えて溶かし、砂糖と小麦粉をよく混ぜていれなめらかにする。
  4. 2に3の衣を一面ずつつけては焼いて6面を焼いて形を整える。

【効能】
小麦 : 涼、甘/心脾腎/清熱除煩、養心安神
白玉粉 : 温、甘/脾胃肺/補中益気、健脾止瀉
寒天(海藻) : 寒、鹹/肝胃腎/消痰軟堅、利水消腫

【解説】
江戸時代、京都で生まれた当初の名前は「銀つば」。
江戸に伝わって「金つば」になったと言われます。