桃のジャスミン煮

気・陰の両方を補い肝気を発散させる「益気生津理気解鬱」により、肝気鬱結による症状の改善が期待できます

桃のジャスミン煮cut

【材料(4人分)】
桃 2個
ジャスミン茶 大さじ1/2
はちみつ 大さじ1/2
レモンの絞り汁 小さじ1

【作り方】

  1. 桃は皮を剥き一口大に切りレモンの絞り汁をかけておく。
  2. ジャスミン茶を1.5カップ作りはちみつと1を加えひと煮立ちさせる。

【効能】
桃 : 温甘酸/肺肝胃大腸/益気生津・養陰潤燥 ジャスミン : 温甘苦/肝/理気和中

1人分 41 Kcal : たんぱく質 0.5 g/脂質 0.1 g/Ca 3.0 mg/Nacl 0.0 g

ゴーヤと菊花の和え物

夏の薬膳

苦瓜と菊花のオリーブ風味

【材料】
ゴーヤ 1本
食用菊花(生) 5個
枸杞子 15g
塩 少々
ごま油 少々
酢 少々

【作り方】

  1. ゴーヤは種を取って薄切りにし、湯通ししてから冷やす。
  2. 菊花は花びらを取り、湯通しして冷やす。
  3. ボウルに1・2と酢で戻した枸杞子を入れ、調味料を加えて混ぜる。

【効能】
ゴーヤ : 苦、寒/心脾胃/清暑止渇、清肝明目、解毒/血糖値を下げる効果があります。
菊花 : 辛甘苦、微寒/肺肝/疏風清熱、清肝明目/糖尿病・高血圧・心臓病の患者さんによいです。

 

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かのこ

補気健脾

かのこ

【材料(12個分)】
中あん
小豆こしあん 120g
白あん 90g

かのこ大納言 120g(20g×6)
かのこうぐいす豆 75g(25g×3)
かのこ手亡豆 75g(25g×3)

つや天
粉寒天 1g
砂糖 100g
水 100g

【作り方】

  1. 小豆こしあんを1個20gずつに、白あんを1個15gずつに丸める。
  2. 小豆こしあんにかのこ大納言を、白あんにうぐいす豆と手亡豆を全体につける。
  3. 粉寒天に水を入れて煮立て砂糖を加えて煮て、少し冷ます。
  4. 2に3のつや天をかけて仕上げる。

【効能】
大納言(小豆こしあん) : 平、甘酸/心小腸/利尿除湿
うぐいす豆 : 平、甘/脾胃/健脾益気、健胃利湿
手亡豆 : 平、甘/脾胃/健脾化湿

【解説】
かのこは鹿の子と書いて、鹿の毛のまだら模様からとられた銘で、白い餅に小豆の蜜漬け豆を入れたお菓子でした。
江戸時代に東京の人形町で売り出されて大変人気がでたそうです。
現在はあんに小豆や他の豆の粒をつけたお菓子をかのこといい、蜜煮した豆をかのこ豆といってます。

 

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