神(しん):
生命現象の表現と精神活動の反応。
主に目に現れる。
神の観察から精神状態や、五臓六腑・気血陰陽の盛衰と疾病の予後を判断する。

腎(じん):
五臓の1つ。
生命の基本物質である精を貯蔵する。
全身の陰陽の源であり、水をつかさどり、生殖・排尿機能などを担う。

真陰(しんいん):
元陰(げんいん)・腎陰(じんいん)・腎水(じんすい)ともいう。
腎精からつくり出される全身の陰の源。

腎陰(じんいん):
元陰(げんいん)・真陰(しんいん)・腎水(じんすい)ともいう。
腎精からつくり出される全身の陰の源。

津液(しんえき):

  1. 体内の水液の総称。
    津は霧状で目に見えず、液は目に見える水分。
  2. 栄養作用がある水分。
  3. 汗と尿。

辛温解表(しんおんげひょう):
治療法。
疏風散寒(そふうさんかん)ともいう。
辛味で温性の食材・中薬を用い、発汗により体表に侵襲した風寒邪気を取り除く。
悪寒・発熱・頭痛・体痛・無汗などの治療に用いる。

腎虧(じんき):
腎虚(じんきょ)ともいう。
腎の精・気が不足する病的な変化。

腎虚(じんきょ):
腎虧(じんき)ともいう。
腎の精・気が不足する病的な変化。

心血同源(しんけつどうげん):
津と血は、同じ源である水穀精微から変化してつくられる。

辛散解表(しんさんげひょう):
治療法。
解表(げひょう)ともいう。
辛味で発散作用のある食材・中薬によって発汗させ、体表に侵襲する邪気を取り除く。
かぜの寒気・発熱、無汗または少汗、頭痛・体痛などの治療に用いる。