滲湿(しんしつ):
治療法。
水が流れず滲み出ることを滲といい、浸透する意味。
湿気を浸透させ排出させる。
むくみ・痰・排尿困難・下痢などの治療に用いる。
心主汗(しんしゅかん):
<心は汗を主(つかさど)る。>
心の働き。
汗は五液の1つで、心の液体といわれる。
心主喜(しんしゅき):
<心は喜を主(つかさど)る。>
心の働き。
喜は七情の1つで、心は感情の中で喜びを管理している。
心の機能は喜びの感情の変化の影響を受けやすい。
腎主恐(じんしゅきょう):
<腎は恐を主(つかさど)る。>
腎の働き。
恐は七情の1つで、腎は感情の中で恐れを管理している。
腎の機能は恐れの感情の変化の影響を受けやすい。
心主血(しんしゅけつ):
<心は血を主(つかさど)る。>
心の働き。
言語は意識・思惟から生まれるため、神明に関係する心の機能が影響を及ぼす。
腎主骨(じんしゅこつ):
<腎は骨を主(つかさど)る。>
腎の働き。
腎は骨格の生長・発育と密接な関係がある。
心主神明(しんしゅしんめい):
<心は神明を主(つかさど)る。>
心の働き。
神明とは精神・意識・思惟活動のことを指す。
心には精神・意識・思惟活動をコントロールする機能がある。
腎主水(じんしゅすい):
<腎は水を主(つかさど)る。>
腎の働き。
腎には水液代謝をコントロールする機能がある。
津液・尿の生成と分布、また排泄と密接な関係がある。
腎主生殖(じんしゅせいしょく):
<腎は生殖を主(つかさど)る。>
腎の働き。
腎は生殖・成長・発育と密接な関係がある。
腎主先天(じんしゅせんてん):
<腎は先天を主(つかさど)る。>
腎の働き。
両親から受け継いだ生命の源である先天の精は、腎に貯蔵されている。