腎主納気(じんしゅのうき):
<腎は納気を主(つかさど)る。>
腎の働き。
腎には肺が吸入した清気を受け入れ納め、呼吸が浅くなるのを防ぐ働きがある。

腎水(じんすい):
元陰(げんいん)・真陰(しんいん)・腎陰(じんいん)ともいう。

  1. 人生からつくり出される全身の陰の源。
  2. 腎のこと。
  3. 水腫の1種。
    腎が原因で生じる。

腎精(じんせい):
精(せい)・精気(せいき)ともいう。
腎の中に貯蔵される精気。
生命活動の基礎物質。

滲泄(しんせつ):
治療法。
湿気を滲み透らせて排泄させる。
食欲不振、胃のもたれ、痞え・むくみなどの治療に用いる。

腎蔵志(じんぞうし):
<腎は志を蔵す。>
腎の働き。
腎は精神活動の中で記憶・意志と密接な関係がある。

心蔵神(しんぞうしん):
<心は神を蔵す。>
心の働き。
心は神を蔵す。
心は精神活動・意識・思考能力・記憶力などの中枢神経の機能と密接な関係がある。

腎蔵精(じんぞうせい):
<腎は精を蔵す。>
腎の働き。
腎には先天と後天の精気を貯蔵して外へ漏らさないようにする機能がある。

心包(しんぽう):
心包絡(しんぽうらく)ともいう。
心の外側の組織で心を保護する。
膻中(だんちゅう)の別名もある。

心包絡(しんぽうらく):
心包(しんぽう)ともいう。
心の外側の組織で心を保護する。
膻中(だんちゅう)の別名もある。

辛味(しんみ):
辛い味。
食材が持っている6つの味のうちの1つ。
発散・行気(こうき)・活血・滋潤(じじゅん)の作用がある。