食薬(しょくやく):
中医学理論に従って食用・薬用の両方に使用できる中薬。

食薬同源(しょくやくどうげん):
薬食同源(やくしょくどうげん)ともいう。
食材・中薬は同じ源であり、食物も薬材と同じであるということ。

食薬同様(しょくやくどうよう):
薬食同様(やくしょくどうよう)ともいう。
食材・食物と中薬を同じように治療に用いることができるということ。

食用(しょくよう):
食節(しょくせつ)ともいう。
食材を時間・場所・人物によって、量・回数・時間・季節などそれぞれの場合に応じて正確に選択すること。

食養(しょくよう):
食補(しょくほ)ともいう。
飲食物を摂取・消化・吸収し体を補養すること。
健康な人が対象となる。

食療(しょくりょう):
食治(しょくち)ともいう。
食物を用いて、その食物の効能により、疾病を治療あるいは治療の補佐を行うこと。
疾病をもつ人が対象となる。

女子胞(じょしぼう):
産腸(さんちょう)・子臓(しぞう)・子腸(しちょう)・胞宮(ほうきゅう)・胞臓(ほうぞう)ともいう。
子宮のこと。

暑邪(しょじゃ):
六淫邪気の1つ。
夏の邪気。
陽邪として炎熱性があり、気・津液を消耗しやすい。

除煩(じょはん):
治療法。
煩は煩躁(はんそう)、いらいらする症状。
精神不安・緊張・いらだつ・不眠症の症状に用いる。

心(しん):
五臓の1つ。
血脈をつかさどり、血流の調節、精神・意識・判断・思考の支配などを行う。