渋味(しぶみ):
渋い味。
食材・中薬がもっている味の1つ。
酸味と同じく収斂(しゅうれん)・固渋(こじゅう)の作用がある。
邪(じゃ):
邪気(じゃき)・致病素因(ちびょうそいん)・病因(びょういん)ともいう。
すべての発病の原因で、自然界の風・寒・暑・湿・燥・火の六淫邪気、疫癘邪気(えきれいじゃき)などの外因、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の七情の内因、飲食不適・労逸失当(ろういつしっとう)・外相・痰飲・瘀血などの不内外因がある。
邪気(じゃき):
邪(じゃ)・致病素因(ちびょうそいん)・病因(びょういん)ともいう。
すべての発病の原因で、自然界の風・寒・暑・湿・燥・火の六淫邪気、疫癘邪気(えきれいじゃき)などの外因、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の七情の内因、飲食不適・労逸失当(ろういつしっとう)・外相・痰飲・瘀血などの不内外因がある。
使薬(しやく):
中薬を用い、方剤を組み立てるときの基本構成。
1つの方剤のうち、引経(いんけい)の作用と各薬を調和する役目をする薬。
瀉下(しゃげ):
治療法。
排便・排尿を促進する。
腹脹・便秘・排尿困難などの治療に用いる。
収引性(しゅういんせい):
寒邪が侵襲して体内の気機が阻滞し、経絡や筋脈・筋肉・血管・気管支が収縮しひきつるなどの症状が現れる性質を指す。
重濁性(じゅうだくせい):
重は体が重だるい症状、濁は尿の混濁・下痢・おりもの・湿疹などの分泌物が汚い症状。
湿邪の特徴。
十二経脈(じゅうにけいみゃく):
十二正経(じゅうにせいけい)・正経(せいけい)ともいう。
経絡系統の中心となるもので、各経脈はそれぞれ1つの内臓に属し、臓と腑は表裏関係で連絡している。
手太陰肺経・手陽明大腸経・足・陽明胃経・足太陰脾経・手少陰心経・手少陰腎経・手厥陰心包経・手少陽三焦経・足少陽胆経・足厥陰肝経の十二経。
十二正経(じゅうにせいけい):
十二経脈(じゅうにけいみゃく)・正経(せいけい)ともいう。
経絡系統の中心となるもので、各経脈はそれぞれ1つの内臓に属し、臓と腑は表裏関係で連絡している。
手太陰肺経・手陽明大腸経・足・陽明胃経・足太陰脾経・手少陰心経・手少陰腎経・手厥陰心包経・手少陽三焦経・足少陽胆経・足厥陰肝経の十二経。
十四経脈(じゅうよんけいみゃく):
十四正脈(じゅうよんせいみゃく)ともいう。
主な経路。
五臓六腑と直接連絡し、気血の通路となる手太陽小腸経・手少陽三焦経・手陽明大腸経・手太陰肺経・手少陰心経・手厥陰心包経・足太陽膀胱経・足少陽胆経・足陽明胃経・足太陰脾経・足少陰腎経・足厥陰肝経の十二経脈と、奇経八脈の任脈と督脈の2つを合わせた呼称。