十四正脈(じゅうよんせいみゃく):
十四経脈(じゅうよんけいみゃく)ともいう。
主な経路。
五臓六腑と直接連絡し、気血の通路となる手太陽小腸経・手少陽三焦経・手陽明大腸経・手太陰肺経・手少陰心経・手厥陰心包経・足太陽膀胱経・足少陽胆経・足陽明胃経・足太陰脾経・足少陰腎経・足厥陰肝経の十二経脈と、奇経八脈の任脈と督脈の2つを合わせた呼称。

収斂(しゅうれん):
治療法。
収縮させ、引き締める。
慢性下痢・遺精(いせい)・滑精(かっせい)・多汗・慢性咳・出血などの治療に用いる。

主筋(しゅきん):
<筋を主(つかさど)る。>
肝の働き。
筋はすじの意味。
肝血により筋を潤しながら支配し、関節の動きを円滑にする。

粛降(しゅくこう):
肺の働き。
内側・下に向かわせること。
自然界の清気を吸気によって肺に取り込み、肺の清潔を保ち、清気や津液を各臓腑に送る働き。

宿食(しゅくしょく):
宿食停滞(しゅくしょくていたい)・宿滞(しゅくたい)・食積(しょくせき)・食積不化(しょくせきふか)ともいう。
食べたものが消化できず胃腸中に停滞する病的な変化。
胃脘部の膨満感、食欲不振・腹脹、ガス、便が悪臭、下痢・舌苔厚膩・脈滑などの症状が現れる。

宿食停滞(しゅくしょくていたい):
宿食(しゅくしょく)・宿滞(しゅくたい)・食積(しょくせき)・食積不化(しょくせきふか)ともいう。
食べたものが消化できず胃腸中に停滞する病的な変化。
胃脘部の膨満感、食欲不振・腹脹、ガス、便が悪臭、下痢・舌苔厚膩・脈滑などの症状が現れる。

宿滞(しゅくたい):
宿食(しゅくしょく)・宿食停滞(しゅくしょくていたい)・食積(しょくせき)・食積不化(しょくせきふか)ともいう。
食べたものが消化できず胃腸中に停滞する病的な変化。
胃脘部の膨満感、食欲不振・腹脹、ガス、便が悪臭、下痢・舌苔厚膩・脈滑などの症状が現れる。

主血脈(しゅけつみゃく):
<血脈を主(つかさど)る。>
心の働き。
心は全身の血流・脈管をコントロールしている。

主神志(しゅしんし):
<神志を主(つかさど)る。>
心の働き。
神志は意識、精神的な生命活動の現象で心の働きとつながる。

主水(しゅすい):
<水を主(つかさど)る。>
腎の働き。
腎は全身の水液代謝をコントロールしている。
腎と膀胱は気化作用によって津液を生成し、余分な水分を排泄する。